緑内障とはどのような病気ですか?

眼球の中の圧力(=眼圧)が「適正な数値」以上になり、視神経が圧迫されて視野が欠ける病気です。

40歳以上の20人に1人の割合と言われています。
「発症が若年化・増加しているといわれていて」障害された視神経は回復することはない為、なにより早期発見、早期治療が大切です。

緑内障Q&A

Q 症状は?
A

主なものは、視野が欠ける、視力が下がるなどですが、タイプによって症状の進み方が変わります。
一般的に初期にはほとんど自覚症状を感じることがありません。
そのため、知らないうちに進行していることも多くあります。(広隅角緑内障)

しかし、急性のものでは、急激に眼圧が上昇し、目の痛みや頭痛、吐き気など激しい症状を起こします。(閉塞隅角緑内障)

Q 何歳ぐらいの方が多いですか?
A
50代の老眼鏡が気になり始める年齢で見つかる事が多いです。
しかし食生活の変化で若年化も進んでいます。
Q 治療方法は?
A
進行を遅らせる目的で、眼圧を下げる点眼薬の治療が基本となります。
Q 手術が必要ですか?
A
投薬を使って眼圧を下げても効果が現れない場合は、手術やレーザー治療を行います。
何より眼科の医師に相談することが大切です。
Q 入院しなくても日帰りが可能ですか?
A
術後のケアが特に大切な手術であり、入院手術が基本となります。
レーザー治療は日帰りでもできます。
Q 痛くないですか?
A
麻酔をしますので、安心してください。
Q 通院は必要ですか?
A
術後の経過や感染症の予防の為、定期的な通院が必要です。